施工の流れ

STEP1現場確認

お客様からご連絡いただいた場所の下見をします。

場所によっては墓所が斜面地であったり、
両側の墓所が領域を超えてしまっていたり、
施工の為の器具が一部使えない土地形状があったりと不測の事態もありますので、
あらかじめ現地を確認してから、御見積りをさせていただいております。

STEP2穴掘り作業

墓所敷地内の軟らかい土を全て掘り起こし、
地山という強固な赤土のみの状態にします。

写真の穴が階段状になっているのは、軟らかい土のみを除去していく事で、
かつて別の方の墓所だった際に掘られた穴をそのまま再現する事になる為です。

STEP3土を突き固める地盤整備工事

土を少しずつ埋め戻し、狭い場所では人力による手ダコ、
広い場所ではランマーでの転圧工事をします。
土を約半分ほどにまで圧縮し、非常に強固な地盤に作り直します。
(写真は手ダコという道具です。)
お墓を建てる際には、一番重要な工事といっても過言ではありません。

STEP4 砕石の敷き詰め

基礎コンクリートを打つ前段階で、砕石を敷き詰めます。

土壌によっては、STEP3の地盤整備工事でも砕石の層を織り交ぜながら、
地盤をミルフィーユ状に作りあげる事もあります。

STEP5 基礎コンクリート用型枠設置

基礎コンクリートを打つ前段階として、型枠を設置します。
後方の内側に空きを作るのは、納骨室内の結露を水抜きする為の穴です。

STEP6 石材の据え付け工事①

基礎コンクリートの上に、石材を据え付け始めます。

石と石の接合面がギザギザになっているのは、
セメントがよく絡まるようにわざと荒らしてあります。

STEP7 石材の据え付け工事②

一段一段、しっかりと据え付けていきます。

納骨室内部の内面が合っていない様に見えますが、
これは棚板を引っかける為にわざと出っ張りを作っている為です。

STEP8 石材の据え付け工事③

石と石の接合面に液状のセメントを流し込み、接合します。
STEP7で面がギザギザに荒らされていたのは、この為です。

STEP9 石材の据え付け工事④

敷石を敷く場所に改めてコンクリートを打ちます。
右図の奥では、STEP7で説明した、棚板が乗せてある状態です。

STEP10石碑完成

石碑、墓誌、納骨室の蓋石を据え付け、工事完了です。